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 本。漫画の記事一覧 

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シャーロック・ホームズ 

 シャーロンク・ホームズの文庫本読書中。これで何回目でしょうか。いつも発表順に呼んでます。

「緋色の研究」
「四つの署名」
「シャーロック・ホームズの冒険」
「シャーロック・ホームズの思い出」
「バスカヴィル家の犬」←今ここ
「シャーロック・ホームズの帰還」
「恐怖の谷」
「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」
「シャーロック・ホームズの叡智」

 順番はこれでよかったでしょうか。

 解説で知りましたが、ワトソンは3回結婚した説なんてあったんですね。(笑)lコナン・ドイル氏は気にしてなかったようですが、結婚の時期に矛盾があったようです。こういうことは以外と作者本人よりファンの方が詳しいものですね。

 今読んでもやっぱり面白くて、ホームズが後世の作家に与えた影響の大きさも頷けます。アルセーヌ・ルパンと対決したり(ホームズの扱いには不満がありますが)、ポアロの作品の中にホームズのパロディがあったり(チョコレートの箱。ポアロの自惚れは直せない)。

 ブックオフに漫画化されたものがあったので、読みましたが、ホームズがイケメン過ぎて違和感が(ワトソンも)・・・。魅力的な人ではない(褒め言葉)イメージがありますので。

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アガサ・クリスティ再読 

 今アガサ・クリスティの本を読んでいます。

 前に一通り読んだのですが、最近急にまた読みたくなり、図書館へ。
 文庫本は数冊しかなかったんですが、探してみれば児童書のコーナーに全集が(児童書コーナーは意外と穴場です。大草原の小さな家シリーズの文庫本の続きも『母さん』のお話もここで見つけました)!
 しかも見たことのない話もある!早速借りて読みました。

 初めて読む本はわくわくするものですね。未知の世界が広がっている感じで。
 借りたのは「アガサ・クリスティー探偵名作集」。イラストも綺麗です。「あなたのお庭はどんな庭?(探偵名作集4)」の表紙の可愛い金髪のメイドさんがお花を運んでいる絵が一番好きです。

 面白かったのですが、子供向けの薄くて文字の大きい本なので、すぐに読み終わってしまいました。物足りなくなってきたので、古い本棚で埃を被っていたクリスティの文庫本(ハヤカワ文庫)を掘り返してきました。
 それを今も読んでいるわけですが、これがまた面白い!

 本によって犯人・動機等をよく覚えていたり完全に忘れていたり、読んでいくうちに思い出したりと記憶量は様々ですが、やはり名作は何度読んでもいいものです。

 

 図書館ではまた「新5分間ミステリー」も借りてきました。短い話を読んで、犯人などを推理する本です。
 推理は得意ではありませんが、それだけに当たると嬉しい。合ってたけどそこまで考えてなかったよ!と思ったり、全く見当違いのことを考えていたのが判明したりと色々楽しい本です。
 一つ一つの話が短いので、読んでは他の用事を片付けながら推理したりというようにしても面白そうです。
 

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ブルックフィールドの小さな家 

 閲覧してくださった方、拍手・コメントくださった方ありがとうございます!

 「大草原の小さな家」の母さん・キャロラインの子供時代のお話が出ていると知りました。ちょうど「大草原の小さな家」シリーズをまた読みたくなり最初から読み返したところでした。そしてローラの娘・ローズの物語と同時進行で読む羽目に(笑)。

 子供時代の母さんはメアリーのような感じだろうかと思っていましたが、思った以上に子供らしく元気で可愛いです。外仕事より家の仕事が好きなところなどはメアリーと似ています。お姉さんのマーサはもっと活発でローラが一番上だったらこんな感じでしょうか。
 ローラの子供時代より生活が苦しくて大変そうですが、読んでいて和むお話です。大草原シリーズはみんなそうですが。

 ローラの夫アルマンゾの子供時代のお話「農場の少年」も読みました。
 こっちは農業に成功していて当時としては裕福な家庭のようです。食べ物の描写がまた美味しそうなんですよねえ・・・。ホットケーキが食べたくなってくる・・・。

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「晩夏」読書中 

 「晩夏」のんびり読書中。

 読んでみると、確かに退屈だと言う人はいるだろうなという感じです。風景や家具などの描写に興味の無い人にはつまらないかもしれない・・・と思いつつ、じっくり読んでしまっているんですよね。家具等には特別関心があるわけではないのですが。

 本物の大理石の彫像って、綺麗なんでしょうね。美術館ぐらいでしか見る機会がないので、想像もしにくいのですが、雷鳴の中で光る像の美しさは素晴らしいものでしょうね。

 この物語は実にゆっくりと進んでいきます。一見退屈を感じそうな個々の場面も、心地良く読み進めていけるのは、作中でも示唆されている「全体の調和」のためでしょうか。薔薇に覆われた家、青春と思い出、鳥の鳴き声、美しい調度品、緑の畑、遠く連なる山々と湖。まさに夏の終わりのようなゆったりとした暖かい空気管。日本では暑すぎてそういった風情を楽しむどころではありませんが(去年は特にひどかった)ヨーロッパでは秋のように快適な気候らしいです。

 もうすぐ前編も終わりです。後編でどのようにお話が展開してゆくのか楽しみです。


 「森ゆく人」や「書き込みのある樅の木」もそのうち読んでみたいです。 

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風呂漫画と夏の終わり 

 話題の風呂漫画「テルマエ・ロマエ」を読んでます。やっぱり風呂はいいですね。読むだけで癒される感じ。現代日本と古代ローマ帝国を結ぶ風呂。ルシウスの真剣さが妙に笑えます。イタリア在住作者さんの風呂エピーソードも面白い。2巻では、イタリアのオーケストラの方々の日本でのはしゃぎっぷりに笑わせてもらいました。とにかく風呂!のアオリ文句が効いています。

 イタリアの新聞には「ローマ帝国ついに日本の漫画界を征服!!!」とかかれちゃったそうです(笑)。イタリア人のこのセンスは好きだなあ。

 「晩夏」下巻もようやく手に入れました。まだ読んではいませんが。急いで読むのがもったいないような気がするんですね、この方のお話は。上巻もまた読みたくなっているので、通して読んでみたいと思います。
 シュティフターは清々しく心地良い作品ばかりですが、たまにさりげなくシビアなことも描かれていたりします。「二人の姉妹」での「人は恩恵を与えるときでも不快な思いをさせずにはいられない」など。人生の苦味を知り尽くした人のように思えます。実人生ではかなり悲劇的な事件も起こっていたようです。「石さまざま」の序文も好きですが、「子供には向かない」文章なのですね。この作品集の中では「石灰石」「白雲母」が特に好きです。司祭さんの願いには泣けますが、ラストの暖かい感じが気に入っています。とび色の女の子は結局なんだったんだろう?人間なのか森の精なのかよくわからない。切なくて印象に残るお話でした。

 その他、最近気に入ったのは、小泉八雲全集の「お比丘尼さん」のお話。夫と子供を亡くして、子供のようになり、小さいものが大好きになったお比丘尼さん。一緒に遊んだ子供達の最後のお願いがとても可愛いんですね。

ゲームも楽しいですが、本を読むのはまあた違った喜びがあります。

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